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有価証券難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第83問

問題

決算において、外貨建てのその他有価証券(M3社株式、取得時1ドル¥140で200ドル=¥28,000計上)の決算日時価が220ドル、決算日レートが1ドル¥150であった。全部純資産直入法・税効果なしで評価替えする。

選択肢

  1. 1(借) その他有価証券 5,000 / (貸) その他有価証券評価差額金 5,000
  2. 2(借) その他有価証券 4,000 / (貸) 為替差益 4,000
  3. 3(借) その他有価証券 5,000 / (貸) その他有価証券評価差額金 4,000, 為替差益 1,000
  4. 4(借) その他有価証券 5,000 / (貸) 有価証券評価益 5,000

正解

1. (借) その他有価証券 5,000 / (貸) その他有価証券評価差額金 5,000

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解説

正しい仕訳は(借)その他有価証券¥5,000/(貸)その他有価証券評価差額金¥5,000です。外貨建てのその他有価証券は、まず決算日の外貨建時価を求め、それを決算日の為替レートで換算した円貨額を期末評価額とします。本問では決算日時価220ドル×決算日レート¥150=¥33,000が評価額です。これと帳簿価額¥28,000との差額¥5,000が評価差額となります。全部純資産直入法では、評価差額をすべて純資産の部のその他有価証券評価差額金に計上し、損益には含めません。ここがポイントで、外貨建ての場合でも、外貨ベースの時価変動による部分と為替レート変動による部分を区分せず、合計差額をまとめて評価差額金とします(為替差益などに分けない)。差額を為替差益と評価差額金に分解する処理は、その他有価証券では行いません。なお税効果を考慮する場合は、評価差額金から繰延税金資産・負債相当額を控除しますが、本問は税効果なしのため全額¥5,000を評価差額金とします。

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