問題
外貨建ての満期保有目的債券(N3社社債、額面1,000ドル、取得時1ドル¥130で取得価額1,000ドル=¥130,000、償却なし)について、決算日レート1ドル¥145で換算替えする。
選択肢
- 1(借) 満期保有目的債券 15,000 / (貸) その他有価証券評価差額金 15,000
- 2(借) 満期保有目的債券 15,000 / (貸) 為替差益 15,000
- 3(借) 為替差損 15,000 / (貸) 満期保有目的債券 15,000
- 4(借) 満期保有目的債券 15,000 / (貸) 有価証券利息 15,000
正解
2. (借) 満期保有目的債券 15,000 / (貸) 為替差益 15,000
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正しい仕訳は(借)満期保有目的債券¥15,000/(貸)為替差益¥15,000です。満期保有目的債券は時価評価しない区分ですが、外貨建ての場合は決算日に為替レートだけは換算替えします(外貨金額そのものは満期に受け取る額面で固定のまま)。本問は償却なしのため外貨ベースの帳簿価額は1,000ドルのままで、これを取得時レート¥130から決算日レート¥145へ換算替えします。換算差額は1,000ドル×(¥145-¥130)=¥15,000となり、円安により円建価額が増えたので換算益です。この換算差額は、その他有価証券のように純資産直入するのではなく、当期の損益である為替差益(または為替差損)として計上し、同額だけ満期保有目的債券の帳簿価額を増額します。誤りやすい点として、換算差額を有価証券利息や評価差額金で処理しないこと、また外貨建てでも時価変動部分は認識せず、あくまで為替換算による差額だけを為替差損益とすることに注意してください。
仕訳問題を解く
4分野の700問を学習