問題
×1年4月1日、リース取引を開始した。これは所有権移転外ファイナンス・リースに該当する。見積現金購入価額¥4,500,000、リース料総額¥5,000,000(年額¥1,000,000を毎年3月末に5回後払い)。利子抜き法によりリース資産・リース債務を計上する開始時の仕訳を示す。
選択肢
- 1(借) リース資産 5,000,000 / (貸) リース債務 5,000,000
- 2(借) リース資産 4,500,000 / (貸) リース債務 4,500,000
- 3(借) リース資産 4,500,000, 前払利息 500,000 / (貸) リース債務 5,000,000
- 4(借) リース資産 5,000,000 / (貸) リース債務 4,500,000, 長期前払費用 500,000
正解
2. (借) リース資産 4,500,000 / (貸) リース債務 4,500,000
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解説
開始時の仕訳は、リース資産¥4,500,000を借方、リース債務¥4,500,000を貸方に計上する。ファイナンス・リースは、法的には賃貸借だが経済的実質は資産の割賦購入に近いため、売買処理に準じてリース資産とリース債務を計上する。利子抜き法(原則法)では、計上額をリース料総額そのものではなく、見積現金購入価額と、リース料総額を割り引いた現在価値のいずれか低い額とする。これはリース料総額に含まれる利息相当額を取得原価から除き、資産を現金で買った場合に近い金額で計上するためである。本問では見積現金購入価額¥4,500,000で計上する。リース料総額¥5,000,000との差額¥500,000は利息相当額であり、開始時には計上せず、各回の支払時に支払利息として期間配分していく。誤りやすいのは、利息込みのリース料総額¥5,000,000で資産・債務を計上してしまう点(それは利子込み法の処理)である。利子抜き法では利息を区分し、資産は利息を含まない金額で計上する点を押さえる。
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