問題
利子込み法を採用しているファイナンス・リース(リース資産¥5,000,000、リース債務¥5,000,000、年額¥1,000,000・5回後払い)について、第1回のリース料¥1,000,000を当座預金で支払った。支払時の仕訳を示す。
選択肢
- 1(借) リース債務 900,000, 支払利息 100,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
- 2(借) 支払リース料 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
- 3(借) リース債務 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
- 4(借) リース債務 1,000,000, 支払利息 100,000 / (貸) 当座預金 1,100,000
正解
3. (借) リース債務 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
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解説
第1回支払の仕訳は、リース債務¥1,000,000を借方、当座預金¥1,000,000を貸方に計上する。利子込み法では、開始時にリース料総額¥5,000,000をそのままリース債務として計上しており、利息相当額がすでに債務に含まれている。そのため各回の支払時には、利息を区分せず、支払額¥1,000,000をそのままリース債務の減少として処理する。支払利息勘定は用いない。これが利子抜き法との最大の違いである。利子抜き法であれば支払額のうち利息部分を支払利息として分け、残りをリース債務の返済とするが、利子込み法では利息込みの債務を均等に取り崩していくだけなので処理が単純になる。誤りやすいのは、利子込み法なのに支払額から利息¥100,000を区分して支払利息を計上してしまう点である。利子込み法では利息をリース債務に取り込んでいるため、支払時に利息を別計上すると利息の二重計上になってしまう。一貫してリース債務の直接減額のみで処理する点を押さえる。
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