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日商簿記検定1級 仕訳問題リース 第139問

問題

セール・アンド・リースバックで繰り延べた長期前受収益¥500,000について、リースバックした資産(リース期間5年・定額法)の減価償却に対応して当期分を取り崩す。当期取崩額は¥100,000である。取崩しの仕訳を示す。

選択肢

  1. 1(借) 長期前受収益 100,000 / (貸) 固定資産売却益 100,000
  2. 2(借) 減価償却費 100,000 / (貸) 長期前受収益 100,000
  3. 3(借) 長期前受収益 100,000 / (貸) 減価償却費 100,000
  4. 4(借) 固定資産売却益 100,000 / (貸) 長期前受収益 100,000

正解

3. (借) 長期前受収益 100,000 / (貸) 減価償却費 100,000

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解説

取崩しの仕訳は、長期前受収益¥100,000を借方、減価償却費¥100,000を貸方に計上する。セール・アンド・リースバックで繰り延べた売却益(長期前受収益)は、リースバックした資産を使用していく各期に配分する。配分の方法は、当該リース資産の減価償却費の割合に応じて長期前受収益を取り崩し、減価償却費を減額する形で各期の損益に反映させる。本問では繰り延べた¥500,000をリース期間5年で均等に配分するため、当期取崩額=¥500,000÷5年=¥100,000となる。これを長期前受収益(負債性の繰延項目)から取り崩し、貸方で減価償却費を減額する。結果として、毎期の損益には減価償却費から売却益相当額を控除した純額が計上され、売却益が使用期間にわたって平準的に実現していく。誤りやすいのは、取崩額を固定資産売却益として一時に計上してしまう点や、減価償却費を増額する方向で処理してしまう点である。繰り延べた利益は減価償却費を減らす形で各期に戻すのが正しい方向である。

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