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純資産難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題純資産 第284問

問題

株主総会の決議により、資本準備金¥2,000,000を資本金に組み入れた。

選択肢

  1. 1(借) 資本準備金 2,000,000 / (貸) 資本金 2,000,000
  2. 2(借) 資本金 2,000,000 / (貸) 資本準備金 2,000,000
  3. 3(借) その他資本剰余金 2,000,000 / (貸) 資本金 2,000,000
  4. 4(借) 資本準備金 2,000,000 / (貸) その他資本剰余金 2,000,000

正解

1. (借) 資本準備金 2,000,000 / (貸) 資本金 2,000,000

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解説

準備金の資本組入れとは、資本準備金や利益準備金を資本金に振り替えて資本金を増加させる処理である。本問では資本準備金¥2,000,000を資本金に組み入れるため、借方で資本準備金を減少させ、貸方で資本金を増加させる。これは純資産内部での振替であり、外部から資金が払い込まれるわけではないため当座預金などの資産は動かず、純資産の総額も変わらない。資本金を増やすことで会社の信用力を高めたり、株式分割と組み合わせて株式数を調整したりする目的で行われることがある。注意したいのは、振替の方向を逆にして資本金を減らし資本準備金を増やす仕訳としてしまう誤りである。本問はあくまで準備金を資本金へ組み入れる処理であり、借方が資本準備金、貸方が資本金となる。また資本準備金からその他資本剰余金への振替とも区別する必要がある。新株発行による増資が資産の増加を伴う実質的な増資であるのに対し、準備金の資本組入れは純資産の内訳の組み替えにすぎない形式的な増資である点を理解しておきたい。

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