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株式報酬難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題株式報酬 第298問

問題

ストック・オプション(新株予約権の帳簿価額¥3,000,000)について権利が確定し、対象者全員が権利を行使した。権利行使に伴う払込金額¥6,000,000を当座預金で受け取り新株を発行した。会社法規定の最低額を資本金とする。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 6,000,000, 新株予約権 3,000,000 / (貸) 資本金 9,000,000
  2. 2(借) 当座預金 6,000,000 / (貸) 資本金 3,000,000, 資本準備金 3,000,000
  3. 3(借) 当座預金 6,000,000, 新株予約権 3,000,000 / (貸) 資本金 4,500,000, 資本準備金 4,500,000
  4. 4(借) 新株予約権 3,000,000 / (貸) 資本金 1,500,000, 資本準備金 1,500,000

正解

3. (借) 当座預金 6,000,000, 新株予約権 3,000,000 / (貸) 資本金 4,500,000, 資本準備金 4,500,000

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解説

結論として、権利行使で受け取った払込金額¥6,000,000(借方・当座預金)と、計上済みの新株予約権¥3,000,000(借方・取崩し)の合計¥9,000,000を資本に振り替える。会社法が認める最低額を資本金とするため、資本金¥4,500,000・資本準備金¥4,500,000とする。計算過程は、資本組入総額=払込金額¥6,000,000+新株予約権¥3,000,000=¥9,000,000、資本金=¥9,000,000×2分の1=¥4,500,000、残額¥4,500,000を資本準備金とする。理論的背景として、ストック・オプションの権利行使は新株発行であり、行使時には対応する新株予約権を取り崩し、払込金額と合算して払込資本とする。会社法では払込総額の2分の1を超えない額を資本準備金とできるため、最低資本金は2分の1となる。誤りやすい点として、新株予約権を取り崩さず払込金額だけを資本としたり、¥9,000,000の全額を資本金に組み入れる処理が挙げられる。新株予約権の振替を忘れない点が1級の要点である。

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