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原価差異難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題原価差異 第634問

問題

標準原価計算(パーシャル・プラン)を採用している。当月の製造間接費差異(不利差異)¥35,000を仕掛品勘定から製造間接費差異勘定へ振り替える仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 仕掛品 35,000 / (貸) 製造間接費差異 35,000
  2. 2(借) 製造間接費差異 35,000 / (貸) 売上原価 35,000
  3. 3(借) 製造間接費差異 35,000 / (貸) 製造間接費 35,000
  4. 4(借) 製造間接費差異 35,000 / (貸) 仕掛品 35,000

正解

4. (借) 製造間接費差異 35,000 / (貸) 仕掛品 35,000

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解説

借方は製造間接費差異、貸方は仕掛品となる。パーシャル・プランでは仕掛品勘定の借方に製造間接費の実際発生額が、貸方に標準配賦額が記入される。実際が標準を上回ると、その差額は仕掛品勘定の借方残として残り、これが不利差異である。本問の製造間接費差異¥35,000は不利差異なので、仕掛品勘定に借方残¥35,000が生じている。この差異を仕掛品勘定から取り除いて独立の製造間接費差異勘定へ移すため、仕掛品勘定の貸方に¥35,000を記入し、相手勘定として製造間接費差異勘定の借方に¥35,000を計上する。不利差異は借方、有利差異は貸方に把握されるのが原則で、有利差異であれば本問とは貸借が逆になる。こうして仕掛品勘定には標準原価のみが残り、抜き出された差異は後に予算差異・操業度差異・能率差異などへ分析される。

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