問題
標準原価計算(シングル・プラン)を採用している。材料勘定で把握された価格差異¥9,000(有利)を価格差異勘定へ振り替える仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 価格差異 9,000 / (貸) 材料 9,000
- 2(借) 材料 9,000 / (貸) 価格差異 9,000
- 3(借) 価格差異 9,000 / (貸) 仕掛品 9,000
- 4(借) 仕掛品 9,000 / (貸) 価格差異 9,000
正解
2. (借) 材料 9,000 / (貸) 価格差異 9,000
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解説
借方が材料、貸方が価格差異となる。シングル・プランでは仕掛品勘定をすべて標準原価で記帳するため、価格差異や数量差異といった原価差異は仕掛品勘定ではなく、その手前の材料勘定など各費目勘定で把握される。これがパーシャル・プラン(差異を仕掛品勘定でまとめて把握)との最大の違いである。材料を標準価格で受け入れ・消費する一方、実際の購入価格との差が材料勘定に残り、実際価格が標準価格より低ければ有利な価格差異として材料勘定に貸方残が生じる。本問はこの有利差異¥9,000を、材料勘定の借方に振り替えて消し込み、価格差異勘定の貸方へ移して把握する。有利差異が貸方に計上される点、差異の把握場所がプランによって異なる点が頻出の論点である。
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