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法務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|法務 第39問

問題

売買契約における契約不適合責任に関する記述として、適切でないものはどれか。

選択肢

  1. 1契約不適合責任は法律が定める責任であるため、M&Aの最終契約で売主の責任の範囲や請求できる期間を当事者の合意で変更することはできない
  2. 2種類又は品質に関する不適合については、買主が不適合を知った時から1年以内にその旨を売主に通知しないと、原則として追完請求・代金減額請求・損害賠償請求・解除ができなくなる
  3. 3商人間の売買では、買主は目的物を受領したら遅滞なく検査し、直ちに発見できない種類・品質の不適合も6か月以内に発見して直ちに通知しなければ、原則として権利を行使できない
  4. 4売主が引渡しの時に種類又は品質の不適合を知っていたときは、買主が知った時から1年以内に通知しなくても権利を失わない

正解

1. 契約不適合責任は法律が定める責任であるため、M&Aの最終契約で売主の責任の範囲や請求できる期間を当事者の合意で変更することはできない

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解説

種類又は品質に関する不適合は、買主が知った時から1年以内に通知しなければ権利を行使できないが、売主が引渡し時に不適合を知り又は重大な過失で知らなかったときはこの制限はない(民法第566条)。商人間の売買では、受領後遅滞なく検査し、不適合を発見したら直ちに通知し、直ちに発見できない種類・品質の不適合も受領後6か月以内に発見し、発見後直ちに通知しなければならない(商法第526条第2項・6か月は発見の期間であり通知の期限ではない、売主が悪意なら適用しない・同条第3項)。これらは任意規定であり、M&Aの最終契約では、表明保証と補償の条項で売主の責任の範囲や請求期間を合意により具体的に定めるのが通常である。

一問一答

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