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法務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|法務 第72問

問題

譲り渡し側経営者の経営者保証の扱いに関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1経営者保証に関するガイドラインを補完する事業承継時の特則は、事業承継時に前経営者と後継者の双方から保証を求める二重徴求を原則として禁止している
  2. 2経営者保証は、株式譲渡契約を締結した時点で法律上当然に解除される
  3. 3中小M&Aガイドラインは、最終契約において保証の解除を譲り受け側の義務として定めることを、金融機関の判断を拘束するおそれがあるとして禁じている
  4. 4譲り渡し側経営者が保証の提供先の金融機関にM&A成立前に相談することは、秘密保持の観点から、秘密保持契約の定めにかかわらず一律に認められない

正解

1. 経営者保証に関するガイドラインを補完する事業承継時の特則は、事業承継時に前経営者と後継者の双方から保証を求める二重徴求を原則として禁止している

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解説

経営者保証に関するガイドラインを補完する「事業承継時に焦点を当てた特則」は、事業承継時に前経営者と後継者の双方から二重に保証を求めること(二重徴求)を原則として禁止している。経営者保証は契約の締結で当然に解除されるものではなく、解除・移行の実施は最終的に金融機関等の判断による。中小M&Aガイドラインは、最終契約で保証の解除又は移行を譲り受け側の義務として明確に位置付け、クロージング条件や解除条項・補償条項を盛り込む方向で調整すべきとし、金融機関への事前相談を希望する場合は拒まず、秘密保持条項の対象から相談先を除外する必要があるとしている。

一問一答

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