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倫理・行動規範難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|倫理・行動規範 第63問

問題

譲り渡し側のFAを務める支援者Aは、交渉の途中で、依頼者である譲り渡し側が取引先から損害賠償を求める訴えを提起される見込みであることを知った。倫理・行動規範に照らし、Aの対応として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1そのリスクを取引の相手側に適切に開示するよう、依頼者に助言する
  2. 2FAは依頼者の利益のみを図る立場であるため、相手方に知られないよう秘匿することを依頼者に勧める
  3. 3依頼者の了承を得ないまま、A自ら相手方に訴訟の見込みを伝える
  4. 4最終契約の表明保証で処理できるため、相手方のDDで発見されない限り開示の必要はないと依頼者に助言する

正解

1. そのリスクを取引の相手側に適切に開示するよう、依頼者に助言する

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解説

倫理・行動規範#8は、M&Aのプロセスを進めるうえでのリスクや懸念点等が譲り受け側又は譲り渡し側にて判明した場合は、取引の相手側へ適切に開示を行うよう助言を行うことを求めており、FAにも当てはまる。FAは依頼者の利益の実現を目指すが、重要なリスクの秘匿を勧めることはこの項目に反し、成立後の紛争の原因にもなる。依頼者の了承なく自ら相手方に伝えると、取得した情報の開示は顧客と事前に話し合うとする#43に反する。発見されなければよいとする助言も#8の趣旨に反する(出典: スキルマップ「倫理・行動規範」#8・#43)。

一問一答

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