問題
選択肢
- 1WACCは有利子負債の金利だけで決まり、株主が期待する収益率は考慮しない
- 2割引率が高いほど将来のキャッシュフローの現在価値は大きくなるため、株主資本コストや負債コストを高く見積もってWACCを高くするほど、DCF法による評価額は高くなる
- 3株主資本コストと、節税効果を考慮した税引後の負債コストを、資本構成比で加重平均して求め、ほかの条件が同じであれば、WACCが高いほど事業価値は小さくなる
- 4株主資本コストは支払利息のように実際に支払われる費用ではないため、負債コストよりも常に低く見積もる
正解
3. 株主資本コストと、節税効果を考慮した税引後の負債コストを、資本構成比で加重平均して求め、ほかの条件が同じであれば、WACCが高いほど事業価値は小さくなる
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解説
WACCは、資金の出し手である株主と債権者が求める収益率を、資本構成に応じて加重平均したものである。負債コストは支払利息が損金になる節税効果を考慮して税引後で用い、株主資本コストは株主が期待する収益率として見積もる。株主は債権者より後順位でリスクを負うため、株主資本コストは一般に負債コストより高い。DCF法では将来のフリー・キャッシュフローをWACCで割り引くため、割引率が高いほど現在価値は小さくなり、事業価値も小さくなる。知識・スキルマップは、インカムアプローチの前提条件(割引率、成長率、リスクプレミアム、残存価値等)次第で結果が大きく異なる点をデメリットとして挙げており、前提を依頼者に説明できることが求められる。
一問一答
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