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財務・税務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|財務・税務 第71問

問題

DCF法による評価で、予測期間のフリー・キャッシュフローの現在価値の合計が2億円、予測期間後の継続価値(ターミナルバリュー)の現在価値が3億円と算定された。対象会社は事業に使っていない遊休土地と余剰現預金を合わせて1億円保有し、有利子負債は2億5,000万円である。株主価値として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 12億5,000万円
  2. 23億5,000万円
  3. 38億5,000万円
  4. 45,000万円

正解

2. 3億5,000万円

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解説

DCF法では、予測期間の事業計画から求めたフリー・キャッシュフローをWACCで割り引くとともに、予測期間後の継続価値も算定し、両者の現在価値の合計を事業価値とする。設例の事業価値は2億円+3億円=5億円である。これに遊休土地や余剰現預金などの非事業用資産1億円を加えて企業価値6億円とし、有利子負債2億5,000万円を差し引くと、株主価値は3億5,000万円となる。2億5,000万円は非事業用資産を加えなかった額、8億5,000万円は有利子負債を差し引かずに加えた額、5,000万円は継続価値を考慮しなかった額である。DCF法は将来の収益力を反映できる一方、事業計画や割引率の置き方で結果が大きく変わる点に注意する。

一問一答

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