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財務・税務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|財務・税務 第30問

問題

LBOで買収した対象会社の当期の業績は、EBITDAが2億5,000万円、有利子負債の残高が12億円であった。借入契約の財務制限条項では「有利子負債÷EBITDA(レバレッジレシオ)を4.0倍以下に維持する」と定められている。現在のレバレッジレシオと、EBITDAが変わらないとした場合に条項を満たすために減らす必要がある有利子負債の額の組合せとして、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 14.0倍、0円
  2. 24.8倍、2億8,000万円
  3. 30.21倍、0円
  4. 44.8倍、2億円

正解

4. 4.8倍、2億円

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解説

レバレッジレシオは有利子負債をEBITDAで割って求めるので、12億円÷2億5,000万円=4.8倍となり、上限の4.0倍を超えている。EBITDAが2億5,000万円のまま4.0倍以下とするには、有利子負債を2億5,000万円×4.0=10億円以下にする必要があり、12億円−10億円=2億円の削減が必要である。EBITDAを有利子負債で割った約0.21という値は逆数であり、レバレッジレシオではない。LBOローンには、純資産の維持やレバレッジレシオの上限などの財務制限条項(コベナンツ)が付けられるのが一般的で、違反すると期限の利益を失い、一括返済を求められるおそれがある。借入れが大きいほど、業績が計画を下回ったときの返済負担とこうしたリスクは重くなる。

一問一答

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