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財務・税務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|財務・税務 第32問

問題

親会社P社が子会社S社の株式の60%を取得して支配を獲得した場合の連結手続に関する記述として、日本の会計基準に照らし適切でないものはどれか。

選択肢

  1. 1S社の資産及び負債は、支配獲得日の時価により全面的に評価する
  2. 2P社の投資とこれに対応するS社の資本を相殺消去し、S社の資本のうちP社に帰属しない部分は非支配株主持分とする
  3. 3のれんは、P社の持分に対応する部分だけでなく、非支配株主持分に対応する部分も含めて計上する
  4. 4P社とS社の間の債権と債務、取引高は相殺消去する

正解

3. のれんは、P社の持分に対応する部分だけでなく、非支配株主持分に対応する部分も含めて計上する

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解説

連結財務諸表に関する会計基準は、子会社の資産及び負債を支配獲得日の時価により評価する方法(全面時価評価法)によること(第20項)、親会社の投資とこれに対応する子会社の資本を相殺消去し、消去差額はのれんとすること(第23項・第24項)、子会社の資本のうち親会社に帰属しない部分は非支配株主持分とすること(第26項)、連結会社相互間の債権と債務及び取引高を相殺消去すること(第31項・第35項)を定めている。のれんは、親会社の投資額とこれに対応する子会社の資本(親会社持分)との差額として生じるもので、日本の基準では非支配株主持分に対応する部分ののれんは計上しない(いわゆる購入のれん方式)。非支配株主持分の分も含めてのれんを計上する方法(全部のれん方式)は採用されていない。

一問一答

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