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財務・税務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|財務・税務 第24問

問題

譲り渡し側X社(内国法人)は、事業の一部を事業譲渡によりY社に譲渡した。移転した資産の帳簿価額は2億4,000万円、Y社が引き受けた負債は6,000万円であり、X社はY社から対価として現金2億5,000万円を受け取った。また、X社は仲介会社に手数料1,000万円を支払った。この取引がX社の当期の所得金額に与える影響額として、最も適切なものはどれか(金額はいずれも消費税等を含まないものとし、ほかの事項は考慮しない)。

選択肢

  1. 16,000万円の増加
  2. 27,000万円の増加
  3. 3影響はない(ゼロ)
  4. 46,000万円の減少

正解

1. 6,000万円の増加

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解説

事業譲渡で移転する純資産の帳簿価額は、資産2億4,000万円から譲受側が引き受けた負債6,000万円を差し引いた1億8,000万円である。対価2億5,000万円との差額7,000万円が譲渡益となり、仲介手数料1,000万円は損金となるため、所得金額は6,000万円増加する。売り手が法人の場合、この譲渡益は他の事業の損益と合算されて法人税等の課税所得を構成する(法人税法22条)。手数料を差し引き忘れると7,000万円、引き受けられた負債を考慮しないと譲渡益1,000万円から手数料を引いてゼロ、負債を差し引く方向を誤ると5,000万円の譲渡損から手数料を引いた6,000万円の減少という誤った結果になる。

一問一答

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スキマ資格では中小M&A検定の全780問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業M&A実務能力・倫理検定試験は中小企業庁が実施する検定で、M&A実務・財務税務・法務・倫理行動規範の4科目からCBT方式・四肢択一で60問程度が出題されます(初回は令和9年1月、出題の基準日は令和8年3月末日)。