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財務・税務難易度: 難

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|財務・税務 第59問

問題

Y社はX社を取得原価6億円で取得した。企業結合日のX社の識別可能資産の時価は9億円、負債の時価は4億5,000万円であった。その後の取得原価の配分(PPA)において、X社の帳簿に計上されていなかった顧客関連の無形資産4,000万円を新たに識別した。PPA後ののれんの金額として、最も適切なものはどれか(税効果は考慮しない)。

選択肢

  1. 11億1,000万円
  2. 21億5,000万円
  3. 31億9,000万円
  4. 45億6,000万円

正解

1. 1億1,000万円

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解説

取得原価は、受け入れた資産と引き受けた負債のうち企業結合日において識別可能なものの時価を基礎として配分し、配分された純額を上回る部分がのれんとなる。PPA前は、識別可能資産9億円-負債4億5,000万円=4億5,000万円が配分され、のれんは6億円-4億5,000万円=1億5,000万円である。法律上の権利など分離して譲渡可能な無形資産は識別可能なものとして扱うため(企業結合に関する会計基準第29項)、顧客関連の無形資産4,000万円を識別すると配分される純額は4億9,000万円となり、のれんは1億1,000万円に減る。配分は企業結合日以後1年以内に行い、決算日までに終わらなければ暫定的な会計処理を行う(同基準第28項)。

一問一答

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