問題
生命保険会社の剰余金と配当に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1死差益とは、予定死亡率に基づく予定死亡保険金額よりも実際の死亡保険金額が少なかった場合に生じる利益である
- 2利差益とは、予定利率に基づく運用収益よりも実際の運用収益が多かった場合に生じる利益である
- 3費差益とは、予定事業費率に基づく事業費よりも実際の事業費が少なかった場合に生じる利益である
- 4逆ざやとは、予定死亡率よりも実際の死亡率が高くなった場合に生じる状態をいう
正解
4. 逆ざやとは、予定死亡率よりも実際の死亡率が高くなった場合に生じる状態をいう
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解説
【正解】逆ざやとは、予定死亡率よりも実際の死亡率が高くなった場合に生じる状態をいう 【解説】 逆ざやとは、予定利率に基づく運用収益を実際の運用収益が下回った場合に生じる状態のことで、予定死亡率と実際の死亡率との差ではないためこの選択肢が不適切です。「死差益は予定死亡保険金額より実際の死亡保険金額が少ない場合の利益」「利差益は予定運用収益より実際運用収益が多い場合の利益」「費差益は予定事業費より実際事業費が少ない場合の利益」はいずれも正しい記述です。 【関連知識】 ■剰余金の3利源 ・死差益: 予定死亡率 − 実際死亡率(実際の方が少ない=利益) ・利差益: 実際運用収益 − 予定利率(実際が多い=利益) ・費差益: 予定事業費 − 実際事業費(実際が少ない=利益) ■逆ざや ・予定利率 > 実際の運用利回り ・低金利時代に問題化(1990年代後半〜) ・保険会社の経営圧迫要因 ・契約者にとっては予定利率が高い既存契約は有利 ■標準利率 金融庁長官が告示。各社の予定利率の上限の目安 ■剰余金の取扱い ・有配当保険: 配当金として契約者に分配 ・無配当保険: 配当なし、保険料割安 ・準有配当保険: 5年ごと配当(中間)
一問一答
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