問題
【事例(前問の続き)】Bさんが夕方に「家に帰る」と訴え、玄関に向かおうとしている。──このときの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1「ここがあなたの家です」と強く言い聞かせ、出口の前で立ちはだかって制止する
- 2Bさんの不安な気持ちを受け止め、声をかけて気持ちに寄り添いながら一緒に歩き、安心できるよう関わる
- 3危険なので居室に施錠して閉じ込め、出られないようにする
- 4Bさんの訴えを無視し、何も対応せず放置する
- 5帰宅願望が出ないよう、向精神薬を介護職の判断で多めに飲ませる
正解
2. Bさんの不安な気持ちを受け止め、声をかけて気持ちに寄り添いながら一緒に歩き、安心できるよう関わる
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
帰宅願望のある認知症の人への対応は、その訴えの背景にある不安や寂しさといった気持ちを受け止め、否定せずに寄り添うことが基本である。「ここが家です」と強く正したり制止したりすると、不安や興奮を強めやすい。声をかけて気持ちに共感し、一緒に歩いたり関心を別の活動に向けたりしながら安心できる関わりをもつことが望ましい。居室への施錠による閉じ込めは身体拘束に当たり、放置も不適切である。薬の量を介護職の自己判断で増やすことは許されず、必要時は医療職と連携する。
一問一答
全200問を繰り返し学習