問題
監査人が、その他の記載内容に財務諸表とは関係しない重要な誤りがあると判断し、経営者に修正を求めたが、経営者が修正に応じなかった。この場合の監査人の対応として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1その他の記載内容の誤りは監査意見に影響しないため何も対応しない
- 2直ちに財務諸表に対して不適正意見を表明する
- 3監査報告書の「その他の記載内容」区分にその旨を記載するなどして、当該重要な誤りが未修正である事実を利用者に伝える対応を検討する
- 4監査契約を即時に解除しなければならない
正解
3. 監査報告書の「その他の記載内容」区分にその旨を記載するなどして、当該重要な誤りが未修正である事実を利用者に伝える対応を検討する
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解説
その他の記載内容に重要な誤りがあり、経営者が修正に応じない場合、監査人は監査役等に報告するとともに、監査報告書の「その他の記載内容」区分にその旨を記載するなど、当該未修正の重要な誤りを利用者に伝えるための適切な対応を検討する(監査基準報告書720)。したがってその他の記載内容区分に記載するなどの対応を検討するとする内容が正解。「何も対応しない」とする内容は、監査人に課された対応義務を無視し誤り。「直ちに財務諸表に対して不適正意見を表明する」とする内容は、財務諸表自体の虚偽表示ではないその他の記載内容の誤りを理由に意見を変更する点で誤り。「監査契約を即時に解除しなければならない」とする内容は、想定される対応として過大であり誤りである。
一問一答
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