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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第247問

問題

単一製品の製造販売を行っているA社は,現在,当期の想定販売数量・単価および想定費用額をもとに,当期からの増減見込みを加減することで,次期の利益計画を作成している。次の〔資料〕に基づき,以下の文中の(ア)と(イ)に当てはまる正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,(*)に当てはまる数値については各自推定すること。 〔資料〕
項目当期の想定販売数量・単価および想定費用額当期からの増減見込み
販売数量3,500個(*)個減少
販売単価400千円/個40千円/個値上げ
1個当たり変動製造原価47千円/個6千円/個増加
固定製造原価620,000千円28,000千円増加
1個当たり変動販売費13千円/個4千円/個増加
固定販売費125,000千円6,500千円増加
一般管理費(全額固定費)207,000千円12,500千円増加
(注)当期および次期ともに,期首と期末の棚卸資産は存在しない。 物価上昇に対応するため,次期の販売単価を40千円値上げするものの,価格転嫁を十分に行うことができないため,収益性の低下が予想される。そのため,次期利益計画で予定する安全余裕率(%)を,当期の想定販売数量・単価および想定費用額から算定される安全余裕率(%)より10ポイント引き下げることとした。この場合,次期の計画売上高は(ア)千円となり,次期の計画営業利益は当期の想定営業利益よりも(イ)千円減少する。

選択肢

  1. 1(ア)1,366,200・(イ)41,150
  2. 2(ア)1,366,200・(イ)88,150
  3. 3(ア)1,366,200・(イ)149,850
  4. 4(ア)1,320,000・(イ)80,000
  5. 5(ア)1,320,000・(イ)111,000
  6. 6(ア)1,320,000・(イ)127,000

正解

6. (ア)1,320,000・(イ)127,000

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解説

正解は「(ア)1,320,000・(イ)127,000」。①当期:売上高=3,500個×400千円=1,400,000千円、単位当たり変動費=47+13=60千円、貢献利益率=(400-60)÷400=85%、固定費=620,000+125,000+207,000=952,000千円。損益分岐点売上高=952,000÷0.85=1,120,000千円、安全余裕率=(1,400,000-1,120,000)÷1,400,000=20%、営業利益=1,400,000×0.85-952,000=238,000千円。②次期:販売単価440千円、単位当たり変動費=53+17=70千円、貢献利益率=370÷440、固定費=952,000+28,000+6,500+12,500=999,000千円。損益分岐点売上高=999,000÷(370÷440)=1,188,000千円。安全余裕率を20%-10ポイント=10%とするので、計画売上高(ア)=1,188,000÷(1-0.1)=1,320,000千円(3,000個)。③次期の計画営業利益=1,320,000×370÷440-999,000=1,110,000-999,000=111,000千円。当期の238,000千円より(イ)127,000千円減少する。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題11)

一問一答

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