公認会計士に戻る
財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第1問

問題

財務会計が果たす基本的な機能に関する説明として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1利害調整機能とは、株主・債権者・経営者など複数の利害関係者の間に存在する利害の対立を、会計数値を通じて調整する機能である。
  2. 2情報提供機能とは、税務当局に対して課税所得を計算し申告することに限定された機能である。
  3. 3財務会計の機能は、経営者による内部的な業績評価と意思決定を支援することのみに存在する。
  4. 4財務会計は利害関係者への情報提供を目的とせず、もっぱら過去の取引記録を保存することを目的とする。

正解

1. 利害調整機能とは、株主・債権者・経営者など複数の利害関係者の間に存在する利害の対立を、会計数値を通じて調整する機能である。

詳しい解説を見る

解説

財務会計には、投資家等への情報提供機能と、株主・債権者間の利害調整機能という2つの基本的機能がある。したがって「株主・債権者・経営者など複数の利害関係者の間に存在する利害の対立を、会計数値を通じて調整する」という説明が正しく、会社法の分配可能額算定がこの典型例である。「税務当局に対して課税所得を計算し申告することに限定された機能」は税務会計の一側面にすぎず、情報提供機能を課税目的に矮小化している点で誤り。「経営者による内部的な業績評価と意思決定を支援することのみ」は管理会計の目的であって、外部報告を担う財務会計の説明として不適切である。「情報提供を目的とせず、もっぱら過去の取引記録を保存する」は、財務会計の中心的機能である情報提供機能そのものを否定しており誤りである。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

財務会計論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。