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財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第90問

問題

退職給付会計における個別財務諸表と連結財務諸表の表示の差異に関する説明として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1個別・連結ともに未認識の数理計算上の差異等を即時認識し、退職給付に係る負債として計上する
  2. 2個別・連結ともに未認識の数理計算上の差異等はオンバランスせず、退職給付引当金のみを計上する
  3. 3個別財務諸表でのみ未認識項目を即時認識し、連結財務諸表では遅延認識する
  4. 4個別財務諸表では未認識項目を遅延認識のまま退職給付引当金を計上し、連結財務諸表では未認識項目を即時認識して退職給付に係る負債(資産)を計上する

正解

4. 個別財務諸表では未認識項目を遅延認識のまま退職給付引当金を計上し、連結財務諸表では未認識項目を即時認識して退職給付に係る負債(資産)を計上する

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解説

退職給付会計では個別財務諸表と連結財務諸表で表示に差異がある。個別財務諸表では、未認識数理計算上の差異および未認識過去勤務費用は遅延認識のまま貸借対照表に反映せず、退職給付債務から年金資産と未認識項目を控除した額を退職給付引当金(または前払年金費用)として計上する。これに対し連結財務諸表では未認識項目を即時認識し、退職給付債務と年金資産の差額を退職給付に係る負債(または資産)として計上する。「個別・連結ともに即時認識する」や「個別・連結ともにオンバランスしない」という説明は両者の差異を否定しており誤りである。「個別でのみ即時認識し連結で遅延認識する」のは処理が逆であり誤りである。したがって個別は遅延認識・引当金計上、連結は即時認識・退職給付に係る負債計上とするのが正しい。

一問一答

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