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財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第17問

問題

その他の包括利益に計上された項目を当期純利益に振り替える会計処理(リサイクリング)に関する説明として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1リサイクリングとは、投資のリスクからの解放が生じた期に、過年度にその他の包括利益として計上した額を当期純利益に組み替える処理である。
  2. 2リサイクリングとは、当期純利益の一部を翌期以降のその他の包括利益へ繰り延べる処理である。
  3. 3リサイクリングとは、その他の包括利益を利益剰余金へ直接振り替え、当期純利益を経由させない処理である。
  4. 4リサイクリングとは、株主資本を資本剰余金と利益剰余金の間で振り替える処理である。

正解

1. リサイクリングとは、投資のリスクからの解放が生じた期に、過年度にその他の包括利益として計上した額を当期純利益に組み替える処理である。

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解説

リサイクリング(組替調整)とは、過年度にその他の包括利益として計上した項目について、投資のリスクからの解放が生じた期に、これを当期純利益へ振り替える処理である。その他有価証券の売却時に評価差額を売却損益に反映させる処理が典型例で、これにより純利益が投資の最終的な成果を表す。よって「リスクからの解放が生じた期に過年度のその他の包括利益を当期純利益に組み替える処理」が正しい。「当期純利益の一部を翌期以降のOCIへ繰り延べる」は振替の方向が逆であり誤り。「OCIを利益剰余金へ直接振り替え、当期純利益を経由させない」はリサイクリングの本質である純利益経由を否定している。「株主資本を資本剰余金と利益剰余金の間で振り替える」は包括利益とは無関係な処理であり誤りである。

一問一答

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