問題
連結財務諸表における退職給付会計上、未認識数理計算上の差異および未認識過去勤務費用の取扱いとして正しいものはどれか。
選択肢
- 1連結上も個別と同様に未認識のまま据え置き、貸借対照表には計上しない
- 2未認識項目は全額を当期の純損益として即時に損益計算書に計上する
- 3未認識項目を税効果を調整のうえその他の包括利益(退職給付に係る調整額)を通じて認識し、純資産の部に計上する
- 4未認識項目は連結上、のれんとして資産計上する
正解
3. 未認識項目を税効果を調整のうえその他の包括利益(退職給付に係る調整額)を通じて認識し、純資産の部に計上する
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解説
連結財務諸表では、未認識数理計算上の差異および未認識過去勤務費用を、税効果を調整のうえその他の包括利益(退職給付に係る調整額)を通じて認識し、純資産の部(その他の包括利益累計額)に計上する。これにより退職給付債務と年金資産の差額が積立状況を示すものとして貸借対照表に反映される(退職給付に係る負債または資産)。「連結上も個別と同様に未認識のまま据え置く」のは個別財務諸表の処理であって、連結では即時認識する点が異なるため誤りである。「未認識項目を全額当期の純損益として損益計算書に計上する」のは、遅延認識分をその他の包括利益で認識するという連結の処理に反する。「未認識項目をのれんとして資産計上する」のは企業結合とは無関係であり誤りである。したがってその他の包括利益を通じて純資産に計上するのが正しい。
一問一答
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