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財務会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問財務会計論 第236問

問題

当期純利益と包括利益に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.連結損益計算書における当期純利益には非支配株主に帰属する部分も含まれるのに対して,連結ベースの 1 株当たり当期純利益は親会社株主に帰属する当期純利益を基礎として算定される。 イ.包括利益とは,ある企業の特定期間の財務諸表において認識された純資産の変動額のうち,当該企業の純資産に対する持分所有者(株主のほか新株予約権の所有者,子会社の非支配株主も含む。)との直接的な取引によらない部分をいう。 ウ.包括利益の表示方法については,親会社株主に帰属する当期純利益に,親会社株主に係るその他の包括利益を加減して親会社株主に係る包括利益を計算し,これに非支配株主に係る包括利益を加減する方法により表示する。 エ.組替調整額として,その他の包括利益の内訳項目ごとに注記されるのは,当期純利益を構成する項目のうち,過去の期間にその他の包括利益に含まれていた部分である。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

1. アイ

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解説

正解は「アイ」(正しいものの組合せ)。ア=正しい。連結損益計算書の当期純利益は非支配株主に帰属する部分を含む金額で表示されるが、連結ベースの1株当たり当期純利益は親会社株主に帰属する当期純利益を基礎として算定する。イ=正しい。包括利益とは、特定期間の財務諸表において認識された純資産の変動額のうち、純資産に対する持分所有者(株主、新株予約権者、子会社の非支配株主を含む)との直接的な取引によらない部分をいう(包括利益の表示に関する会計基準4項)。ウ=誤り。包括利益は、当期純利益(非支配株主に帰属する部分を含む)にその他の包括利益の内訳項目を加減して表示する。親会社株主に帰属する当期純利益から出発する方法ではない。エ=誤り。組替調整額は、当期純利益を構成する項目のうち「当期又は過去の期間」にその他の包括利益に含まれていた部分であり、過去の期間に限られない。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 財務会計論 問題1)

一問一答

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