問題
マンションの大規模修繕工事の進め方に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1大規模修繕工事の実施に先立ち、建物の劣化状況や不具合を把握するための調査・診断を行うことが重要である。
- 2設計監理方式とは、設計・工事監理を行う者と施工を行う者を分離し、第三者的な立場の設計事務所等が工事監理を行う方式である。
- 3責任施工方式とは、調査・診断から設計・施工までを同一の施工業者に一括して委ねる方式であり、工事の責任の所在が明確になりやすい一方、第三者によるチェックが働きにくい面がある。
- 4大規模修繕工事に係る工事請負契約の締結は、その金額の多寡を問わず、理事会の決議のみで行うことができ、総会の決議を要しない。
正解
4. 大規模修繕工事に係る工事請負契約の締結は、その金額の多寡を問わず、理事会の決議のみで行うことができ、総会の決議を要しない。
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解説
マンション標準管理規約上、敷地および共用部分等の変更・修繕に係る工事請負契約の締結などは総会の決議事項であり、大規模修繕工事の請負契約を理事会の決議のみで締結することはできません(標準管理規約第48条)。総会決議が不要とする記述が不適切です。事前の調査・診断の重要性、設計監理方式(設計・監理と施工の分離)、責任施工方式(一括委託)の説明はいずれも正しいです。よって契約締結を理事会のみで行えるとした記述が不適切です(出典: マンション標準管理規約(単棟型)第48条、大規模修繕に関する一般的知見)。
一問一答
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