問題
相続に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。区分所有権が相続された場合を想定する。
選択肢
- 1相続人が数人あるときは、相続財産はその共有に属し、各共同相続人はその相続分に応じて被相続人の権利義務を承継する。
- 2被相続人の配偶者は常に相続人となり、子がいる場合の配偶者の法定相続分は2分の1である。
- 3相続の放棄をしようとする者は、その旨を家庭裁判所に申述しなければならず、相続の放棄をした者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなされる。
- 4遺産分割協議が成立するまでの間、共同相続された区分所有権について管理費の支払義務を負うのは、遺産分割により当該区分所有権を取得した相続人のみであり、他の共同相続人は一切責任を負わない。
正解
4. 遺産分割協議が成立するまでの間、共同相続された区分所有権について管理費の支払義務を負うのは、遺産分割により当該区分所有権を取得した相続人のみであり、他の共同相続人は一切責任を負わない。
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解説
遺産分割が成立するまで区分所有権は共同相続人の共有に属し、管理費等の債務は相続分に応じて各共同相続人が承継します。したがって分割前は共同相続人全員が相続分に応じて支払義務を負い、最終取得者のみが負うわけではありません。相続財産は共有となり相続分に応じて権利義務を承継し、配偶者は常に相続人で子がいれば法定相続分2分の1、相続放棄は家庭裁判所への申述により初めから相続人でなかったものとみなされます。(根拠:民法898条・899条・900条・915条・938条・939条)
一問一答
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