問題
第4類危険物の蒸気比重が1より大きいことの実務的影響として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1漏えいした蒸気は床面・地下ピット・側溝等の低所に溜まりやすい。
- 2通気・換気は床面付近の排気が有効である。
- 3蒸気が屋外で風下方向に長距離移動して、離れた場所の火源で引火することがある。
- 4蒸気は天井付近に溜まるため、天井の排気ファンで容易に除去できる。
- 5低所に滞留した可燃性蒸気は、空気より重いため拡散しにくい。
正解
4. 蒸気は天井付近に溜まるため、天井の排気ファンで容易に除去できる。
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解説
第4類危険物の蒸気は蒸気比重が1より大きく空気より重いため、漏えいすると床面・地下ピット・側溝などの低所に滞留する。「天井付近に溜まる」とする肢4は性質を逆に述べており誤りで、天井の排気ファンでは低所に溜まった蒸気を除去できない。換気・排気は床面付近の低所から行い、滞留した蒸気を屋外の高所に排出するのが基本である(肢2は正しい)。低所に滞留した蒸気は空気より重いため自然には拡散しにくく(肢5)、屋外では地面を這うように風下方向へ長距離移動し、離れた場所の火源で引火する事故も起きている(肢3)。肢1の低所への滞留も正しい記述である。「蒸気は空気より重い→低所に滞留→低所換気・高所排出」という一連の理解は、性消だけでなく法令の構造設備基準(貯蔵倉庫等の排出設備)にも直結する最頻出ポイントである。
一問一答
全範囲を体系的に演習