問題
管理図における「偶然原因(見逃せる原因)」によるばらつきの説明として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1工具の破損や材料ロットの取り違えなど、はっきり特定できる原因によるもの
- 2放置すると不適合品が大量に発生するため、直ちに除去すべきもの
- 3原因を特定しにくく、通常は避けられないものとして許容する小さなばらつき
- 4管理図の点が管理限界を超えたときにだけ現れるもの
正解
3. 原因を特定しにくく、通常は避けられないものとして許容する小さなばらつき
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
偶然原因(chance cause)によるばらつきは、原材料や作業環境などの多数の小さな変動が重なって生じるもので、一つひとつの原因を特定しにくく、技術的・経済的に取り除くのが難しいため通常は避けられないものとして許容します。工程が偶然原因だけで動いているとき、その工程は安定状態(管理状態)にあるといいます。工具の破損や材料の取り違えのようにはっきり特定できる原因は「異常原因」であり、偶然原因ではありません。直ちに除去すべきもの、管理限界を超えたときにだけ現れるものという説明も、いずれも異常原因の特徴であって偶然原因の説明としては誤りです。偶然原因は小さく常在するばらつき、異常原因は特定できる大きなばらつき、と区別しましょう。
一問一答
全200問を繰り返し学習