問題
選択肢
- 1異常な状態で発生した費用も原価に含まれる
- 2経営における経済価値の消費である
- 3経営目的に関連した費用である
- 4正常な状態で発生した費用である
正解
1. 異常な状態で発生した費用も原価に含まれる
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解説
原価計算基準では、原価とは「正常な状態で発生した、経営目的に関連する経済価値の消費」と定義されます。製品を作るために正常に使われた材料費・労務費・経費が原価であって、たまたま起きた異常な損失まで製品のコストに混ぜてはいけない、という考え方です。この問題は『正しくないもの』を選ぶ問題なので、「異常な状態で発生した費用も原価に含まれる」という選択肢が誤りであり、これが正解になります。 なぜ異常なものを除くかというと、原価は製品の本来のコストを正しく測り、価格決定や原価管理に役立てるための数字だからです。たとえば工場の火災による損失や、めったに起きない大規模な仕損(不良品)の損失を製品原価に入れてしまうと、製品1個あたりのコストが実態より高く見えてしまい、正しい採算判断ができません。そのためこうした費用は原価に含めず「非原価項目」として、特別損失などで別に処理します。 つまり残りの3つ、「経済価値の消費である」「経営目的に関連した費用である」「正常な状態で発生した費用である」は、いずれも原価の本質を正しく述べた記述です。原価の3要件として『経済価値の消費・経営目的との関連・正常性』をセットで覚えておくと、この種の問題に強くなれます。
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