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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第204問

問題

転換社債型新株予約権付社債とは何か?

選択肢

  1. 1社債を株式に転換できる権利が付いた社債
  2. 2社債と新株予約権を分離して別々に譲渡できる社債
  3. 3転換価格が変動する社債
  4. 4株式を社債に転換できる権利

正解

1. 社債を株式に転換できる権利が付いた社債

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解説

転換社債型新株予約権付社債とは、保有者が一定の条件のもとで社債を株式に転換できる権利が付いた社債のことです。ふだんは社債として利息を受け取りながら安全に持ち、株価が上がってきたら株式に換えて値上がり益も狙える、という「攻めと守りの両取り」ができる金融商品だとイメージすると分かりやすいです。 投資家にとっては、株価が下がっても社債として元本と利息が守られる一方、株価が上がれば株に転換してキャッシュを得られるのが魅力です。発行する会社にとっても、転換できるオプションが付いているぶん利息(クーポン)を低く抑えて資金調達できるメリットがあります。実際に転換が行われると、負債だった社債が消えて株式(純資産)に振り替わるので、貸借対照表では負債が減り純資産が増えることになります。 紛らわしいのは「社債と新株予約権を分離して別々に譲渡できる」という記述で、これはかつての分離型ワラント債の特徴です。現在の会社法では新株予約権付社債の社債部分と予約権部分を分離して譲渡することはできず、とくに転換社債型は権利を使うときに社債そのものが株式の払込みに充てられる一体型である点が違います。また「株式を社債に転換できる権利」は方向が逆で誤り、「転換価格が変動する」のはMSCBなど特殊な設計の話であって基本形の定義ではありません。

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