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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第207問

問題

効用を数値で測定できるとする立場を何というか?

選択肢

  1. 1基数的効用
  2. 2序数的効用
  3. 3期待効用
  4. 4限界効用

正解

1. 基数的効用

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解説

「りんごの満足度は10、みかんは8」というように、効用(満足の度合い)を具体的な数値で測れるとする立場が基数的効用です。基数とは1, 2, 3…と量を表す数のこと。満足を温度計のように目盛りで測れると考えるイメージで、限界効用(追加1単位の満足)を計算したり、効用の差を比べたりできるのが特徴です。 なぜこの考え方が出てくるかというと、19世紀の限界効用理論では「もう1個食べたときに満足がどれだけ増えるか」を数値で扱うと、消費者が各財をどう買うか(加重限界効用均等など)をスッキリ説明できたからです。基数的効用を前提にすると、限界効用逓減(食べるほど追加の満足が減る)といった法則も数値で表現できます。 対比すべきは序数的効用です。こちらは「みかんよりりんごが好き」という順序(1番目に好き、2番目に好き…)だけで分析し、満足の絶対量や差は問いません。現代ミクロの中心である無差別曲線分析はこの序数的効用に立っています。なお期待効用は不確実性下の選択を扱う概念、限界効用は追加1単位の満足そのものを指す用語で、「効用を数値で測れるとする立場」という問いの答えは基数的効用です。

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