診断士に戻る
企業経営理論難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|企業経営理論 第207問

問題

PPMの限界として最も適切なものはどれか?

選択肢

  1. 1事業間のシナジーを考慮できない
  2. 2市場成長率を測定できない
  3. 3大企業にしか適用できない
  4. 4定量分析ができない

正解

1. 事業間のシナジーを考慮できない

詳しい解説を見る

解説

PPMは、複数の事業をそれぞれ独立した『一つの商品』とみなして、市場の成長率とシェアで四つの箱に振り分け、どこにお金を回すかを判断する道具です。便利な反面、最大の弱点は事業同士のつながり、いわゆるシナジー(相乗効果)を見落としてしまう点にあります。 たとえば一見もうかっていない事業でも、その技術が他の花形事業を陰で支えていたり、共通の顧客基盤や物流網を分け合っていたりすることがあります。PPMの地図上では各事業はバラバラの点として置かれるだけなので、こうした『手を組むと1+1が3になる』関係が映りません。地図に従って機械的に『負け犬だから撤退』と切ると、実は屋台骨を抜いてしまう危険があるわけです。 他の選択肢は誤りです。市場成長率はPPMでまさに測る軸ですし、大企業専用というわけでもなく(むしろ複数事業を持つ会社向け)、シェアや成長率という数字を使うので定量分析ができないというのも逆です。『事業間のシナジーを捉えられない』が正しい限界だと押さえてください。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

企業経営理論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。