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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第220問

問題

各プレイヤーにとって相手の戦略にかかわらず最適な戦略を何というか?

選択肢

  1. 1支配戦略
  2. 2混合戦略
  3. 3最適反応戦略
  4. 4ミニマックス戦略

正解

1. 支配戦略

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解説

相手がどんな手を打ってこようと、自分にとって常に最善になる戦略のことを支配戦略といいます。「相手の出方を読む必要すらない、とにかくこれを選べば自分は得」という、ゲーム理論の中でも最も強い意味で有利な選択肢です。 有名な囚人のジレンマで考えましょう。共犯の2人が別々に取り調べを受け、それぞれ「黙秘」か「自白」を選びます。相手が黙秘でも自白でも、自分は自白した方が刑が軽くなるよう設計されているので、各自にとって「自白」が支配戦略になります。結果、両者とも自白してしまい、二人とも黙秘していれば軽く済んだはずなのに、かえって重い罰を受ける——個人の合理性が全体の不利益を生む、という有名なジレンマです。両者が支配戦略を選んだ結果はナッシュ均衡にもなっています。 紛らわしい用語を整理します。混合戦略は複数の手を確率的に混ぜて出す戦略(じゃんけんでランダムに出すイメージ)、最適反応戦略は「相手の特定の戦略に対して」最善の手で、相手次第で変わる点が支配戦略と違います。ミニマックス戦略は最悪の場合の損失を最小にする慎重な戦略。『相手の戦略にかかわらず最適』という条件にぴたりと当てはまるのが支配戦略です。

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