診断士に戻る
財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第224問

問題

CAPM(資本資産価格モデル)の公式で、個別株式のリスクを表す係数を何というか?

選択肢

  1. 1ベータ(β)
  2. 2アルファ(α)
  3. 3シグマ(σ)
  4. 4デルタ(δ)

正解

1. ベータ(β)

詳しい解説を見る

解説

CAPM(資本資産価格モデル)で個別株式のリスクを表す係数は、ベータ(β)です。βは、その株式の値動きが市場全体(株式市場のインデックスなど)の動きに対してどれくらい敏感に反応するかを示す数値で、市場と連動して避けられないリスク(システマティック・リスク)の大きさを表します。 読み方はシンプルで、β=1なら市場平均とほぼ同じ値動き、β>1なら市場が動くと株価がそれ以上に大きく動くハイリスクな株、β<1なら市場の動きより小さくしか動かないローリスクな株です。たとえばβ=1.5の株は、市場が10%上がると約15%上がる代わりに、市場が10%下がると約15%下がる傾向がある、という具合です。このβを使ってCAPMでは、期待収益率=無リスク利子率+β×市場リスクプレミアム(市場全体の期待収益率−無リスク利子率)で、その株主が要求する収益率(株主資本コスト)を求めます。 他のギリシャ文字と混同しないようにしましょう。アルファ(α)は市場の動きでは説明できない超過リターン(運用の腕による上乗せ部分)、シグマ(σ)は収益率のばらつき=リスク全体の大きさを表す標準偏差、デルタ(δ)はオプションの価格感応度などに使われる別の概念です。CAPMで個別株の市場連動リスクを担うのはβ、と押さえておきましょう。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

財務・会計の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。