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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第370問

問題

間接法で引当金の増加はどう扱うか?

選択肢

  1. 1加算する
  2. 2減算する
  3. 3無視する
  4. 4投資活動に区分する

正解

1. 加算する

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解説

間接法でキャッシュフロー計算書を作るとき、引当金の増加は利益に「加算」します。間接法とは、損益計算書の利益を出発点にして、現金の動きを伴わない項目や運転資本の増減を足し引きすることで、営業活動によるキャッシュフローを求める方法です。ここで鍵になるのが「現金が動いたかどうか」という視点。引当金繰入(たとえば貸倒引当金や賞与引当金の繰入)は、将来の費用や損失に備えて費用として計上されますが、その時点では実際にお金が出ていくわけではありません。あくまで「将来に備えて帳簿上で費用を立てた」だけの、現金支出を伴わない費用(非資金費用)なのです。利益はこの引当金繰入の分だけ減らされています。でも実際には現金は減っていない。だから現金の動きに直すには、利益から差し引かれた分を足し戻してあげる必要があります。これが「加算」する理由です。同じ理屈で、減価償却費も現金支出を伴わない費用なので間接法では加算します。引当金と減価償却費は「非資金費用だから利益に足し戻す」セットで覚えておきましょう。逆に引当金が減少した場合(取り崩して支払いが生じた場合)は減算します。「投資活動に区分する」は誤りで、引当金の増減はあくまで営業活動の調整項目として扱う点も押さえておきましょう。

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