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経済学・経済政策難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題経済学・経済政策 第80問

問題

流動性選好理論に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1ケインズの理論で利子率は貨幣の需給均衡で決定されるとし古典派の貯蓄投資均衡による利子率決定と対比される
  2. 2流動性選好理論では利子率は実物的な資本の限界生産力と時間選好率の均衡で決定される
  3. 3投機的動機の貨幣需要は利子率が高いほど大きくなり利子率が低いと需要は急減する
  4. 4流動性の罠は利子率弾力性がゼロの極端な状態であり貨幣需要は利子率に無関係になる

正解

1. ケインズの理論で利子率は貨幣の需給均衡で決定されるとし古典派の貯蓄投資均衡による利子率決定と対比される

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解説

正解アは、ケインズが利子率を貨幣市場の需給で決定するとした点と、古典派の貯蓄=投資による実物利子率決定との対比を正確に述べている。イは実物的均衡で決まるのは古典派の利子論の説明であり、流動性選好理論の定義と矛盾している。ウは投機的動機の貨幣需要は利子率が低いほど大きくなる(利子率が低いと貨幣を保有する機会費用が小さいうえ、債券価格が高く将来の値下がりが警戒されるため貨幣で持とうとする)ため、高いほど大きいとする記述は逆である。エは流動性の罠は利子率弾力性が無限大(貨幣需要曲線が水平)になる状態であり、弾力性ゼロは古典派的状況。

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