診断士に戻る
経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第236問

問題

一国の居住者が国内外から受け取った所得の合計を何というか?

選択肢

  1. 1GNI(国民総所得)
  2. 2GDP(国内総生産)
  3. 3NDP(国内純生産)
  4. 4NI(国民所得)

正解

1. GNI(国民総所得)

詳しい解説を見る

解説

その国の居住者が、国内・海外を問わず1年間に受け取った所得の合計がGNI(国民総所得、Gross National Income)です。かつてGNP(国民総生産)と呼ばれていたものとほぼ同じ概念で、人(居住者)を基準に稼ぎを測る指標です。 ここでいう「居住者」は国籍ではなく、その国に生活や経済活動の拠点を置いているかどうかで決まります。日本に1年以上住んで働く外国人は日本の居住者に含まれ、海外に長期赴任している日本人は日本の非居住者として扱われます。「国民」という言葉で説明されることもありますが、国民経済計算(SNA)上の正確な基準は居住者である点を押さえておきましょう。 GDPとの違いが最重要ポイントです。GDP(国内総生産)は「国内」という場所を基準に、誰が稼いだかを問わずその国の領土内で生み出された付加価値を測ります。一方GNIは居住者という人を基準にします。両者の関係は、GNI=GDP+海外からの第一次所得の受取−海外への第一次所得の支払(=海外からの第一次所得の純受取)。たとえば日本企業が海外子会社から受け取る配当や、海外への投資から得る利子はGNIに加わり、逆に日本国内で外国企業が稼いで本国へ送る分はGNIから差し引かれます。「国内で起きたこと=GDP」「居住者が受け取ったこと=GNI」と覚えると混乱しません。 他の指標との違いも押さえましょう。NDP(国内純生産)はGDPから固定資本減耗(機械などの価値の目減り)を引いたもの。NI(国民所得)はGNIから固定資本減耗と生産・輸入品に課される税を引き、補助金を足した、より純粋な所得概念です。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

経済学・経済政策の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。