問題
物価指数の作成に関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1総務省統計局が公表している消費者物価指数は、パーシェ式で計算されている。
- 2ラスパイレス式の特色は、比較時点の構造変化に伴う品目の重要度の変化を、ウエイトに取り込めるところである。
- 3ラスパイレス式は、基準時点ウエイトを採用する加重総和法算式を用いている。
- 4隣接年次間の連環指数を使って計算される連鎖指数は、比較時点の構造変化に伴う品目の重要度の影響を取り除く目的で計算されている。
正解
3. ラスパイレス式は、基準時点ウエイトを採用する加重総和法算式を用いている。
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解説
ラスパイレス式とパーシェ式は物価指数の代表的算式である。ラスパイレス式は「基準時点」のウエイト(数量)を用いて加重総和を計算する方式で、計算が容易で実務上広く使われている。総務省統計局が公表する消費者物価指数(CPI)は基本的にラスパイレス連鎖方式で算出されている。 ア:消費者物価指数はラスパイレス式(連鎖型)で計算されており、パーシェ式ではないため誤り。イ:ラスパイレス式は基準時点ウエイトを固定するため、比較時点の構造変化を取り込めないので誤り。ウ:ラスパイレス式の正確な説明であり正しい。エ:連鎖指数は構造変化を反映する目的で導入されており、「取り除く」ではなく「反映する」ため誤り。 なおパーシェ式は比較時点ウエイトを用い、GDPデフレーターなどがこれに該当する。よって正解はウ。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第2問)
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