問題
選択肢
- 1移動平均法
- 2総平均法
- 3先入先出法
- 4個別法
正解
1. 移動平均法
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解説
移動平均法とは、棚卸資産の評価方法の一つで、商品を仕入れるたびに、そのつど在庫全体の平均単価を計算し直す方法です。新しく仕入れるたびに、それまでの在庫金額と新規仕入金額を合算し、数量で割って新しい平均単価を求め直す、という作業を繰り返します。常に「今ある在庫の平均単価」が分かるのが特徴です。 具体例で見てみましょう。最初に1個100円で10個(1,000円)持っていて、次に1個120円で10個(1,200円)仕入れたら、合計は20個で2,200円。このときの移動平均単価は2,200÷20=110円になります。以降の払い出し(売上原価)はこの110円で計算し、また仕入れがあればその時点で再計算します。仕入れの都度すぐ単価が分かるので、払い出しのたびに原価が把握でき、実務で広く使われています。 似た方法と区別しましょう。総平均法は、一定期間(たとえば1か月)の仕入れをまとめて、期末に一括で平均単価を計算する方法で、計算は楽ですが期中の払出単価が確定しない違いがあります。先入先出法は古い在庫から順に払い出すと仮定する方法、個別法は商品一つひとつの実際の取得原価で管理する方法(宝石や不動産など高額・個別性の高いものに向く)です。『仕入のつど平均を出し直す=移動平均法』と覚えましょう。
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