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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第264問

問題

政府が歳出や税制を通じて経済に影響を与える政策を何というか?

選択肢

  1. 1財政政策
  2. 2金融政策
  3. 3産業政策
  4. 4通商政策

正解

1. 財政政策

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解説

政府が「お金の使い方(歳出)」と「税金の取り方(税制)」を通じて景気をコントロールするのが「財政政策」です。担い手は政府(国会・内閣)で、世の中全体の需要(総需要)を直接押したり引いたりするのが狙いです。 不況のときは、公共事業を増やす・給付金を配る・減税するといった形で総需要を膨らませます。たとえば道路や橋を作れば、建設会社が潤い、そこで働く人の所得が増え、その人たちが消費する…と波及して景気を温めます(拡張的財政政策)。逆に景気が過熱してインフレ気味なら、支出を絞る・増税して需要を冷ます(緊縮的財政政策)。理論モデルではこの効果はIS-LM分析のIS曲線の右シフト(拡張時)として表されます。 混同しやすいのが金融政策。これは政府ではなく中央銀行(日銀)が、金利の操作やお金の量の調整で景気を動かす手段で、財政とは担い手も道具も違います。「政府が予算と税で動かす=財政政策、中央銀行が金利とマネーで動かす=金融政策」と対で覚えましょう。なお産業政策は特定産業の育成・支援、通商政策は貿易に関する政策で、いずれもマクロの総需要を税や歳出で動かす財政政策とは別物です。

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