問題
選択肢
- 1人間関係(インフォーマルな集団)
- 2照明の明るさ
- 3作業時間の長さ
- 4賃金の高さ
正解
1. 人間関係(インフォーマルな集団)
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
ホーソン実験が明らかにした最大の発見は、職場の生産性を本当に左右するのは照明や賃金といった物理条件ではなく、人間関係、とりわけ自然にできた仲間集団(インフォーマル・グループ)やモラール(働く意欲・士気)だ、ということでした。メイヨーとレスリスバーガーがアメリカのホーソン工場で行ったこの研究では、照明を明るくしても暗くしても、また休憩を増やしても元に戻しても、なぜか生産性が上がり続けました。理由は、「自分たちは注目され、大切にされている」という意識や、チーム内の良い関係が働き手をやる気にさせたからです。これは人間関係論の出発点となり、後のモチベーション研究にもつながりました。だからこそ選択肢の照明の明るさ・作業時間の長さ・賃金の高さは、まさにこの実験が「主役ではなかった」と覆した物理的・経済的条件であり、生産性を決める本当の鍵が人間関係にあると示したのがホーソン実験の意義です。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート