問題
選択肢
- 1負債の割合が高く、好況時にROEが高まりやすい
- 2自己資本比率が高い
- 3リスクが低い
- 4配当性向が高い
正解
1. 負債の割合が高く、好況時にROEが高まりやすい
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解説
財務レバレッジとは、借入金など他人資本を使って自己資本の効率(ROE=自己資本利益率)を増幅させる“てこ”の効果のことです。指標としては『総資産÷自己資本』で表し、自己資本が薄く負債が多いほど値が大きくなります。レバレッジが高い企業は、好況で事業がうまく回るときにROEが大きく跳ね上がりやすい、という特徴を持ちます。 てこの原理にたとえられます。自己資金1,000万円に借入1,000万円を足して2,000万円を運用すれば、同じ運用利回りでも自己資金だけのときより自分の取り分(リターン)が膨らみます。たとえば総資産で5%稼げば100万円。借入の利息が3%(30万円)で済めば、差引70万円が自己資本1,000万円のリターンとなりROEは7%に増幅されます。ただし不況で運用利回りが利息を下回ると、損失も同じ“てこ”で拡大し、ROEは大きく悪化します。利益も損失も増幅する“両刃の剣”なのです。 他の選択肢が誤りな理由も確認しましょう。『自己資本比率が高い』のはむしろレバレッジが低い状態。『リスクが低い』も逆で、負債依存はリスクを高めます。『配当性向が高い』は利益の配分方針の話で、レバレッジとは直接関係ありません。
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