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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第271問

問題

当期の売上原価の計算式として正しいものはどれか?

選択肢

  1. 1期首棚卸高+当期仕入高−期末棚卸高
  2. 2当期仕入高−期末棚卸高
  3. 3期首棚卸高+当期仕入高
  4. 4売上高+売上総利益

正解

1. 期首棚卸高+当期仕入高−期末棚卸高

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解説

売上原価とは、その期に売れた商品の仕入れ・製造にかかった原価のことで、計算式は『期首棚卸高+当期仕入高−期末棚卸高』です。日本語にすると、“期首に持っていた在庫”と“今期仕入れた商品”を合わせた手持ちの総量から、“期末に売れ残った在庫”を差し引くと、“今期に実際に売れたぶんの原価”が残る、という考え方です。 お店で考えると分かりやすいです。年初に在庫が30万円(期首棚卸高)あり、1年間で200万円仕入れ(当期仕入高)、年末に40万円売れ残った(期末棚卸高)なら、売れた商品の原価は30+200−40=190万円。仕入れた金額をそのまま費用にするのではなく、“売れたぶんだけ”を費用(売上原価)にするのがミソで、売れ残りは在庫として資産に残ります。この『売れたものだけを費用にする』考え方を費用収益対応の原則といいます。 他の選択肢が誤りな理由も明確です。『当期仕入高−期末棚卸高』は期首在庫を無視しており不正確。『期首棚卸高+当期仕入高』は期末の売れ残りを引いていないので、まだ“手持ち全部の原価”でしかありません。『売上高+売上総利益』は符号が逆で誤りです。売上総利益=売上高−売上原価の関係を移項すれば、売上原価=売上高−売上総利益となります。

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