診断士に戻る
財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第273問

問題

包括利益とは何か?

選択肢

  1. 1純利益にその他の包括利益を加えたもの
  2. 2売上総利益と営業利益の合計
  3. 3経常利益と特別利益の合計
  4. 4税引前利益と税金の合計

正解

1. 純利益にその他の包括利益を加えたもの

詳しい解説を見る

解説

包括利益とは、当期純利益に『その他の包括利益』を加えた、より広い利益の概念です。式で書くと『包括利益=当期純利益+その他の包括利益(OCI)』。当期純利益が“その期の経営成績として確定した儲け”だとすれば、包括利益は“純資産(株主資本以外も含む)が1年間でどれだけ増えたか”を全部ひっくるめて捉えた利益、というイメージです。 カギは『その他の包括利益(OCI)』の中身です。代表例は、その他有価証券評価差額金の変動(持っている株の含み損益の増減)、為替換算調整勘定、繰延ヘッジ損益などで、これらは“まだ売っていない・実現していない”ため当期純利益には入りませんが、純資産の額は確かに動かします。たとえば保有株の含み益が今期200万円増えたら、当期純利益には反映されなくても包括利益には反映される、という関係です。資産価格や為替の変動による“未実現の純資産変動”まで映し出すのが包括利益の役割です。 他の選択肢はいずれも別の利益概念です。『売上総利益+営業利益』『経常利益+特別利益』『税引前利益+税金』などはP/Lの段階利益を機械的に足しただけで、包括利益の定義とは無関係。包括利益は“純利益+OCI”である、と正確に押さえてください。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

財務・会計の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。