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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第280問

問題

将来のキャッシュフローを現在の価値に割り引く考え方を何というか?

選択肢

  1. 1現在価値(DCF)
  2. 2将来価値
  3. 3内部収益率
  4. 4回収期間

正解

1. 現在価値(DCF)

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解説

現在価値(DCF=割引現在価値)とは、将来受け取るお金を、今の価値に“割り引いて”評価する考え方です。土台にあるのは『お金の時間価値』、つまり「今の100万円と1年後の100万円は同じ値打ちではない」という発想です。今100万円あれば運用して増やせるし、1年後のお金には待つ間のリスクや機会損失があるため、将来のお金は今の価値に直すと目減りします。 かみくだくと、割引率(期待される利回りやリスクに見合う率)を使って『将来のお金÷(1+割引率)の年数乗』で現在価値を求めます。たとえば割引率5%なら、1年後の105万円の現在価値は105÷1.05=100万円。逆にいえば今の100万円は1年後の105万円と等価、という関係です。投資判断ではこのDCFを使って、将来生み出すキャッシュフローの現在価値合計を計算し、投資額と比べて得かどうか(NPV=正味現在価値)を判断します。 他の選択肢との違いを押さえましょう。『将来価値』は逆に現在のお金を将来時点に換算したもの(複利で増やす方向)。『内部収益率(IRR)』は投資のNPVがゼロになる割引率で、いわば“その投資の利回り”。『回収期間』は投資を何年で取り戻せるかを見る簡便法で、時間価値を考えない点がDCFと対照的です。将来CFを今の価値に割り引くのが現在価値(DCF)だと押さえてください。

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