問題
選択肢
- 1コストプッシュ・インフレ
- 2ディマンドプル・インフレ
- 3資産インフレ
- 4マネタリーインフレ
正解
1. コストプッシュ・インフレ
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解説
原油や原材料の価格高騰、賃金の上昇といった「作るためのコスト(供給側のコスト)」が上がることで、モノの値段全体が押し上げられるインフレを「コストプッシュ・インフレ」といいます。文字どおり、費用(コスト)が物価を押し上げる(プッシュ)タイプです。 典型例が、石油ショックのような原油価格の急騰。エネルギーや原材料が高くなると、企業はその分を製品価格に転嫁せざるを得ず、あらゆる商品の値段が上がっていきます。グラフで言えば、生産コストの上昇は総供給(AS)曲線を左へシフトさせ、その結果として物価は上昇し、同時に生産量(産出)は減少します。 ここがコストプッシュ・インフレの怖いところで、「物価高なのに景気は冷える」というスタグフレーション(不況下のインフレ)を招きやすい。需要が増えて起きるインフレと違い、生産が縮みながら物価だけ上がるからです。対になるのがディマンドプル・インフレ——好景気などで需要(総需要AD)が供給を上回って起きるインフレで、こちらはAD曲線の右シフトとして表され、生産量は増えながら物価が上がります。「コストが原因でAS左シフト=コストプッシュ(生産減・スタグフレーション型)」「需要が原因でAD右シフト=ディマンドプル(生産増・好況型)」と対で押さえるのが要点です。
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