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企業経営理論難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|企業経営理論 第295問

問題

デファクトスタンダードとは何か?

選択肢

  1. 1市場競争の結果として事実上の標準となった規格
  2. 2政府が制定した公的規格
  3. 3業界団体が合意した規格
  4. 4国際機関が認定した規格

正解

1. 市場競争の結果として事実上の標準となった規格

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解説

デファクトスタンダードとは、政府や公的機関が決めたわけではないのに、市場での競争の結果として多くの人に使われ、『事実上の標準』となった規格のことです。デファクトはラテン語で『事実上の』という意味で、誰かが上から定めたのではなく、市場が選んだ結果としてのスタンダードである点が特徴です。代表例が、かつてのビデオ規格VHSや、パソコンのOSであるWindowsです。多くのメーカーや利用者がこぞって採用し、シェアを握ったことで、関連製品やソフトもそれに合わせて作られ、ますます標準としての地位が固まりました。利用者が増えるほど価値が高まる『ネットワーク効果』が、この地位確立を後押しします。他の選択肢はいずれも『誰かが公式に定めた規格』であり、市場競争の結果とは成り立ちが異なります。政府が制定した公的規格や国際機関(ISOなど)が定めた規格はデジュールスタンダード(公的に定められた標準)、業界団体や企業連合が話し合って合意した規格はフォーラム標準(コンソーシアム標準)と呼ばれ、いずれも市場の選択で広まったデファクトスタンダードとは対照的な概念です。

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